スクウェア・エニックス WANDER ARTS グリレゼクス(呉龍Ver.) 9,680円(税込) 2021年1月発売
WANDER ARTSシリーズの第3弾として発売。フロントミッションサードに登場する傭兵集団呉龍の隊長ルドルフ・カイザーの機体カラーとなってます。
パッケージ
パッケージはシリーズ共通のデザイン。裏面が内部を確認できるウインドとなっています。
パッケージ内には武器パーツ部が2段重ねになっているブリスターが1つ収納されています。
全体像
使用されている素材はPVC製。機体カラーは呉龍の赤。
UP画像
各部に細かくモールドが施されています。塗装もはみ出している箇所等もなく綺麗です。
付属品
1ショットガン、2ライフル、3交換用手首x4、4マシンガン、5ナックルx2、6バックパック。
可動範囲
可動箇所は黄丸で囲った部分に設けられています。肘、膝は2重関節になっており、上腕だけでなく肘上にもロール軸が設けられています。
腕は上腕と肘上のロール軸で回転し、肘は180度近く曲がります。横へは水平にまで上がります。
また、肩関節は前方に大きく引き出すことができます。
頭部は約45度左右に回転させることができます。上下には殆ど動きません。
腰は360度回転しますが、前後左右へ傾けることはできません。
太もも、膝ともに90度曲げることができます。
足首は上下に動きます。
足首は左右にも動きます。
脚は太もものロール軸で少しですが内外側に向けることができます(左)。横へは右写真位にまで広がります。
股関節の接続軸は上下に動かすことができます。
立膝ポーズをとらせることも可能です。
ハードポイントは腕に3箇所、バックパック取り付け用に1箇所設けられています。
WANDER ARTSゼニスやフロストに付属する武器類を取り付けることが可能です。
大きさ比較
RGガンダムと並べて。標準的な1/144スケールのガンプラと同じくらいの大きさです。
WANDER ARTSゼニス、フロストと並べて。ゼニスとフロストの中間位の大きさです。
ポージング
まとめ
発売延期された際にはどうなるか心配しましたが、無事発売となりました。
先に発売されているゼニスやフロスト同様に造形、塗装問題なく綺麗な仕上がりです。プロポーションもよく凄くカッコいいです。
可動範囲も申し分なくよく動きます。難なく立膝を立たせることもでき、ライフル両手持ちでの射撃ポーズも可能です。
良くできていますが気になった点は、両肩上部とバックパックのハードポイントが緩く外れやすい点と手首の硬さです。手首のボールジョイントが窮屈で硬かったのと、武器持ち手の穴がきつく各武器のグリップを差し込むのに苦労しました。後、個体差だと思いますが左足首に若干のぐらつきがありました。
8,800円(税別)と少し高めの値段ですが、トータルで見ると良くできています。個人的には満足な出来栄えで、フロントミッションシリーズやヴァンツァー好きな方にはお勧めです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上WANDER ARTSグリレゼクス呉龍Ver.レビューでした。